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日刊建設タイムズ社
2016/08/08

【千葉】運営・設計一体で募集/東野地区複合福祉施設/建設費24億円以内で/浦安市 

 浦安市は、地域生活支援拠点等の運営事業者及び東野地区複合福祉施設の設計者を公募型プロポーザルで選定するとして、5日、募集要項を公表した。10月4日から同11日まで提案書を受け付け、ヒアリングを経て同下旬に選定結果を公表する。その後、市議会による予算の承認を前提として覚書を締結し、2016〜17年度で設計、17〜18年度で建設を行い、19年4月1日から29年3月31日までを期間として施設の運営を行う。施設規模は延べ約5500uを想定。建設費は24億円(消費税を含む)を上限として提案を求め、工事入札は市が行う。
  グループホーム及び短期入所事業所等の機能を有する地域生活支援拠点、生活介護事業所、子育て短期入所事業所を新たに整備するとともに、既存施設の狭あい化等に対応するため、身体障がい者福祉センター、ソーシャルサポートセンター、社会福祉協議会、地域福祉センターが一体となった東野地区複合福祉施設を建設する。
  募集する事業者は、グループホーム及び短期入所等の機能を有する地域生活支援拠点、生活介護事業所、子育て短期入所事業所の運営事業者と、同運営事業者が提案した内容に合致した設計を行う設計者とで構成されるグループ。
  参加資格要件は、長期運営に耐え得る安定的な経営基盤を有していること。運営事業者は、福祉関連事業についての実績・経験を有している法人その他の団体、もしくはそれらのグループ。設計者は、延べ床面積3000u以上の公共施設または福祉施設の設計の実績があること等。
  建設場所は、シビックセンター東野地区の東野1丁目8番。敷地面積は合計約4700u(建築計画に合わせて2つに分割することも可)、用途地域は第1種中高層住居専用地域及び第1種住居地域で、第2種高度地区、防火地域指定。建ぺい率60%、容積率200%。また、日影規制(4時間、2・5時間、受影面の高さ4・0m)あり。
  東野地区複合福祉施設(計画建物)には、新たに共同生活援助(グループホーム)及び短期入所(ショートステイ)、緊急時支援事業等の機能を有する地域生活拠点(想定規模800u)を整備するほか、既存施設の再編等により生活介護事業所(同500u)、子育て短期入所事業所(同250u)、身体障がい者福祉センター(同900u)、ソーシャルサポートセンター(同400u)、社会福祉協議会(同400u)、地域福祉センター(同900u)、防災備品庫(同90u)を整備する。
  グループホームは利用定員18人(6人×3グループ)以上、ショートステイは利用定員4人以上、緊急時支援事業は身体障がい者、知的障がい者ともに利用者約10人、生活介護事業所は利用定員20人以上、子育て短期入所事業所はショートステイを利用定員3人、トワイライトステイを同7人で計画。
  計画建物の構造・規模はRC造3〜5階建て、延べ約5500uを想定し、耐震性に係る用途別施設の用途係数は1・25。既存の障がい者福祉センター等の敷地を一部変更し、敷地とする。隣接する既存のゆうあい(一時保育事業)及び既存のソーシャルサポートセンターは、機能移転後に撤去し駐車等として整備。既存の給食センター第2調理場は撤去し、広場・駐車場として整備。既存の防災備蓄倉庫内外の防災井戸は維持保全する。
  また、建設費は24億円(消費税を含む)を上限として提案を求めるが、物価変動等により高騰する場合は、この限りでない。プロポーザルの審査では、運営事業者の事業計画書70点、設計事業者の施設計画提案書30点の合計100点満点で評価を行う。k_times_comをフォローしましょう
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