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建通新聞社(中部)
2016/08/16

【三重】本庁舎移転で10月に造成着手 伊賀市

 伊賀市は、新庁舎建設地の造成工事を一般競争で入札するため、9月にも公告する予定だ。
 建築後50年以上経過し、躯体や給排水、電気設備などが老朽化している本庁舎(南庁舎)を移転する。
 建設地は、三重県伊賀庁舎の西側隣接地(四十九町)。面積は1万6135平方b。7月29日の市議会臨時会で敷地の購入が可決された。取得金額は3億1561万7000円。対象地は周辺道路より1・5b程低地いため、盛り土工などを施す。
 建築工事は2017年2〜3月に公告する。発注方式は未定。整備スケジュールによると、17年3月までに造成を終え、同年4月には新庁舎本体の建築工事に着手する。18年12月に工事を終え、19年1月に引っ越し、供用を開始する。
 新庁舎は、鉄骨造5階建て延べ1万4461平方b。免震構造を採用する。建築面積は3894平方b。建物の高さは23b(一部24・5b)。建ぺい率は25・9%、容積率は96・2%。中央に吹き抜けを設ける。昇降機は乗用エレベーター(定員11人)を2台、人荷用(定員24人、ストレッチャー対応)を1台設置する。駐車場は約487台分、駐輪場は70台分整備する。屋外倉庫を北側と南側の敷地に建設する。規模はそれぞれ60平方b。
 現南庁舎は、鉄筋コンクリート造3階建て(中2階構造の3層式)延べ5927平方b。建設年は1964年。市は、南庁舎を保存・利活用する方針を示している。

提供:建通新聞社