大村市 参加表明書の提出期限は8月5日 2段階審査で10月上旬に審査結果通知 (仮称)大村市中学校給食センター建設工事設計業務委託にかかる事業選定に関して大村市は、公募型プロポーザルで提案参加事業者の募集を始めた。参加表明書の提出期限は8月5日。以降、29日に1次審査を実施。9月17日の2次審査でプレゼンテーションとヒアリングが行われる。審査結果の通知は10月上旬。
業務内容は、小学校給食センターに隣接して建設が計画されている中学校給食センターの基本設計および実施設計。履行期限は2017年3月24日で、市は委託料の上限額(消費税および地方消費税を含む)を2923万6000円と設定した。
参加資格要件は2009年度以降に元請けとしてドライ方式により1日当たり3000食以上の学校給食を供給できる施設を建築設計した実績があることなど。設計等の要件の中で市は、本体建築工事、電気設備工事、機械設備工事、厨房設備工事、外構工事、備品整備、小学校給食センターの改造工事等を含む総事業費の額を16億6300万円以内とするよう求めている。
提案書類等に基づく1次審査で上位5者程度に絞り、その後の2次審査でプレゼンテーションおよびヒアリングを実施。審査委員会が提案内容や業務の実績、見積額を審査。評価点の最も高い者を優先交渉事業者として特定する。10月上旬までに審査結果通知書を発送し、審査結果を市ホームページで公表する。
市教委によると、市内5つの中学校(玖島・大村・桜が原・郡・西大村)の給食を1カ所で調理し、最大3000食に対応するもの。建設予定地は約6927平方b。中学校給食センターの施設は鉄骨平屋建て。延べ床面積は約2200平方b程度となる予定で、建ぺい率60%、容積率200%となる見通しだ。
建設工事の公告 最短で来年6月 工事に関してはこのほか、地質調査や配膳室設計、配膳室工事1校(萱瀬中)を16年度中に計画。最短の場合17年6月に建設工事を公告。入札後に仮契約し、議会で承認を得た後、10月頃にセンターの本体工事に着手。センター本体の工期を約9カ月と見込んでいる。ほか残る5校の配膳室工事も進め、18年6月の施設完成を目標としている。