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建通新聞社(神奈川)
2016/08/02

【神奈川】基本計画を梓設計へ 綱島駅東口駅前地区再開発 横浜市住宅供給公社

 横浜市住宅供給公社は「綱島駅東口駅前地区市街地再開発事業」の施設建築物整備に伴う基本計画作成業務を梓設計(東京都品川区)に委託することを決めた。6月下旬から公募型プロポーザル方式によるコンサルタント選定手続きを進めていた。東急東横線・綱島駅の至近に最高高さ100bの規模で建設し、共同住宅や商業施設などを配置する方向。2016年度内に成果を得て、17年度の都市計画決定と基本設計につなげたい考え。18年度の事業認可と実施設計、20年度の着工、22年度の完成を目指す。
 同再開発の施行予定区域は東急東横線や綱島街道などに囲まれた横浜市港北区綱島東1ノ2・6地内の面積約6000平方b(権利者数約30者)。16〜20年度に横浜市が施行する土地区画整理事業(面積約2・7f)のエリアなどに隣接している。
 市住供は、事業化や16年度内に市への都市計画手続き依頼を目指す準備組合と事業アドバイザリー協定を結んでいる。
 施行予定区域内を貫く市道を廃止するなどして面積約3600平方bの敷地を確保。高度利用地区の適用などを前提に、建ぺい率70%、容積率700%、許容高さ制限100b以下の条件で施設建築物を整備して、共同住宅(分譲住宅、権利者取得住宅)や商業施設(権利者取得店舗含む)、駐車・駐輪場(住宅用、商業施設用)を配置する考え。
 今回の業務を通じて、施設建築物の規模をはじめ基本条件の確定に必要な設計・企画や官公庁との協議などを進める。さらに▽工事費予算の確定▽周辺環境に及ぼす影響の事前把握▽基本工程の確定▽都市計画決定手続きに必要な資料の作成―に取り組む。17年3月31日を期限に成果をまとめてもらう。
 提供:建通新聞社