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建通新聞社(中部)
2016/08/09

【三重】入札説明書を公示 桑名広域清掃事業組合

 三重県桑名市、いなべ市、木曽岬町、東員町で構成する桑名広域清掃事業組合は、「ごみ処理施設の整備運営事業」の事業者を一般競争入札による総合評価方式で選定するため入札説明書などを公示した。参加表明書などを9月28〜30日に受け付け、2017年1月5〜6日に入札書類を受け付ける。同年3月中旬に落札者を決める。
 入札参加者は、設計企業、建設企業および管理運営企業を含む企業グループにより構成する。処分・資源化業務のうち、主灰・飛灰の資源化と、余熱利用業務の中の余剰電力の売電業務について、提案により事業者が自ら実施することを認める。予定価格は311億8392万円(税込み)。落札者と17年4月に基本協定を結び、7月に設計・工事に着手、21年3月末の完成を目指す。完成後、20年間の維持管理・運営期間を落札した事業者が担当する。
 PFI法に基づく特定事業として選定し、事業には設計・建設と運営・維持管理を民間事業者に一括発注するDBO方式を採用する。 
 新施設の処理能力は日量174d(1日87d×2炉)、処理方式はストーカ方式(焼却処理)。現在の管理棟は、継続して利用する。
 施設の建設予定地は東員町穴太ほかで、既存RDF化施設に隣接する旧焼却処理施設の跡地。敷地面積は約2・8f。

提供:建通新聞社