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建通新聞社(中部)
2016/08/08

【愛知】若林駅周辺土地区画整理で17年度にも発起人会 豊田市

 豊田市は、名鉄若林駅周辺地区で組合施行による土地区画整理を計画しており、2017年度にも発起人会を立ち上げる見通しだ。16年度事業では実施方針の検討を進め、早期事業化を図る。中央コンサルタンツ(名古屋市西区)に業務を委託、17年3月17日を履行期限として方策などを検討する。
 同事業は、名鉄三河線若林駅の鉄道高架化に伴い、駅周辺地区の再開発を進めるもので、組合施行による土地区画整理を計画。12年3月に組合設立準備会を立ち上げ、地権者の仮同意取得などを進めてきた。
 今回の委託業務では、現在までに目標とする仮同意が得られていないため、今後の方策について検討する。同地区を取り巻く問題や課題を抽出し、施工方策などを検討するほか、準備会の運営補助などの調整を図る。
 名鉄三河線若林駅周辺地区は、市内の拠点地域核に位置付けられており、駅を中心とした街づくりと定住促進を図る目的で土地区画整理事業の事業化を打ち出した。対象面積は約20fで地権者は150人。これまでに地区周辺を含めた面積約35fの現況測量や事業計画案作成を中央コンサルタンツ(名古屋市西区)で実施している。
 今後順調に進めば、17年度に発起人会を立ち上げ、設計などに着手する方針。早期組合設立、事業化を目指す。

提供:建通新聞社