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日本工業経済新聞社(群馬)
2016/07/28

【群馬】渋川総合公園グラウンドを整備

渋川市は本年度から3年計画で渋川総合公園陸上競技場の大規模改修を行う。陸上競技場のスタンド席改修を皮切りにトラックを含むグラウンド改修工事、電気設備改修工事、給排水施設改修工事と4つに分けて行う。8月中にスタンド改修工事を、9月中にその他の工事の発注を一般競争入札で行う見通し。
渋川市は渋川総合公園の陸上競技場を整備する計画をしている。それに先立ち、競技場のスタンド席の改修工事を8月中に一般競争入札で行う予定。
同競技場のスタンドはコンクリート打ちっ放しで約2000人を収容。改修工事ではコンクリートの打ち直しを行い、新たにベンチを設置する。収容人数の増減はない。スタンド席の工事は年度内の完成を目指している。
その後、陸上トラックの整備に着工。400m6レーンの土トラックから8レーンの全天候型の舗装を施したトラックへ改修する。これは日本陸上競技連盟の公認競技場第3種の基準を満たすもの。北毛地域唯一の第3種競技場となる予定だ。場内の天然芝の貼り替えや電気設備、給水施設、排水施設なども改修を行う。発注はグラウンド改修工事と電気設備工事、給排水施設工事に分けて行う。
設計はスタンド改修工を含めて一括で国際航業(高崎市)が行った。それぞれ9月までの発注を目指しており、いずれも一般競争入札を行う予定。全工事を3カ年で仕上げる計画という。
渋川総合公園は1976年に設置された公園で陸上競技場の他に、野球場や体育館、テニス場やクロスカントリーコース、キャンプ場などがある。標高600mに位置し、総面積は57・2ha。陸上競技場ではトラック競技やフィールド競技のほか、中央のコートでサッカーもできる。地元の学校が部活動などで利用しており、今回の改修で、より質の高い練習ができるようになると期待される。