大阪市は、夢洲を国際観光拠点として整備するため、夢洲まちづくり構想の策定に着手する。これに先立ち、構想の検討業務を公募型プロポーザルで公告した。参加申請を8月5日まで受け付ける。企画提案書類の提出期限は8月23日。同月下旬にプレゼンテーション審査を行い、9月上旬に選定結果を通知する。
参加は単独でもグループでも可能。参加資格は、その他代行で「各種施策研究・調査」の登録か、建設コンサルタントで「都市計画および地方計画」の登録があること。
業務では、2015年2月に策定した「夢洲まちづくり構想案(中間とりまとめ)」を踏まえ、各ゾーンに必要な建築物、施設の整備方針(内容・規模・配置など)を検討するほか、土地利用の方針、導入機能の検討など、夢洲のまちづくりに関する具体策を詰める。都市基盤整備に関しては、必要な公共施設(道路・公園緑地・鉄道駅・MICE施設など)やインフラ関係(埋め立て計画、アクセス交通など)などの整備方針を検討する。契約期間は17年3月24日。契約上限額は1617万4000円(税込み)。
市は、提案内容を基に、施設やインフラの整備計画などを検討し、夢洲まちづくり構想を取りまとめる考えだ。開発事業者は、その後別途募集する。
※夢洲まちづくり構想案(中間とりまとめ・インフラ関連)は建通新聞電子版に掲載中
提供:建通新聞社