日本工業経済新聞社(山梨)
2016/07/27
【山梨】玉穂生涯学習館の空調設備改修 中央市
中央市は、玉穂生涯学習館の空調設備改修を計画している。9月ころに行う図書整理のための休館日を利用して工事を進める考えだ。
現状の空調設備は、電気料が安くなる夜間に製氷、蓄積し、昼間の暑さに対して館内に冷気を送る形式で空調を行うもの。設備自体が旧式となり、修理するための部品調達も難しいため、全面的な改修に踏み切った。
ただ、各室に冷気を運ぶ配管は現状のものをそのまま活用できるため、外部に設置されている冷気を発生させる装置を更新するかたちとなる。
例年、秋口に図書を整理するための休館日を設けており、工事による休みを極力減らすことを念頭にこれを活用して施工を進める方針だ。このため、早ければ8月の入札執行も想定される。
同館は1階に図書室や事務室が配置されており、2階は200人収容のホールをはじめ研修室、読書室が設けられている。当初予算には改修事業費として3069万円が予算化されている。
【写真:旧式の空調設備を改修する玉穂生涯学習館】