鈴鹿市は、小中学校の空調設備を整備するリース事業者を選定するため、公募型プロポーザル方式による募集を開始した。参加表明書を8日までに受け付け、9月16日にプレゼンテーションなどを行い、同月20日に優先候補者を選定する。
市立小学校30校、市立中学校10校の計900教室に空調設備を整備するとともに、それらの消費電力に相応する太陽光発電設備などを設置する計画。省エネルギー化とコストの平準化のため、リース方式を採用する。
参加条件は、@設計および導入計画を策定する事業者A機器の設置施工などを含むリースおよび管理する事業者B空調機器を製造・販売する事業者C工事を施工管理する事業者の@〜Cを含む共同企業体(JV)など。構成員である1者が@〜Cの条件を複数兼ねる場合も認めている。
業務内容は、小中学校の空調設備などの導入に係る機器類の選定、既存設備の調査・整理や再生可能エネルギー発電設備導入に関する測量設計、施工監理など。事業期間は契約から2018年2月28日まで。提案限度額は40億円(税込)。
施工期間は16〜17年度。空調設備については電気式を採用し、16年度内に約180教室、17年度に未施工の教室に整備する。太陽光発電設備は、神戸小学校(十宮町)と稲生小学校(稲生3)、栄小学校(五祝町)などに設置する。受変電設備は16年度に最大6校、17年度に未施工の学校に整備する。各設備のリース期間は10年間。
提供:
建通新聞社