救急薬品工業(本社工場・射水市戸破、稲田裕彦代表取締役社長)が計画の新工場・総合研究棟建設は、設計・施工一括で清水建設に決定し、8月初旬に着工の運びとなる。
建設規模はS造3階建て延べ約8400平方メートル。本社工場(事業本部・富山工場)の敷地内に建設する。消炎鎮痛用パップ剤などの製造ラインを増設し、生産能力を高める。17年8月の完成を予定している。稲田社長らは26日、富山県庁へ石井隆一知事を表敬訪問し、建設計画を報告した。
同社は63年に設立。94年に富山工場が竣工し、96年、05年、11年に増築が行われた。