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北陸工業新聞社
2016/07/26

【富山】建設技術研究所を特定/8号倶利伽羅防災概略設計/整備局富山

 北陸地方整備局富山河川国道事務所は25日までに、「H28富山管内道路概略設計等業務」について簡易公募型プロポーザル方式により建設技術研究所を特定した。
 同業務は、一般国道8号倶利伽羅防災ほか1カ所において、道路概略設計および道路予備設計などを行うもの。内容は道路概略設計一式、道路予備設計一式、平面交差点予備設計一式、立体交差予備設計一式、一般構造物設計一式、FEM解析一式。履行期限は17年3月17日まで。
 国道8号の小矢部市から石川県津幡町にかけて、現道部が事前通行規制区間(連続雨量180ミリ)であることに加え、既設の倶利伽羅トンネル(延長957メートル)の幅員が7メートルと狭く事故の危険性が懸念されている。これらの解消を目的に、国道8号倶利伽羅防災事業として現道北側に新トンネルを含めた延長約3・0キロの歩道付き道路を整備する。全体事業費は120億円。富山河川国道事務所と金沢河川国道事務所が協力して事業を進める。

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