松阪市は、鎌田中学校改築工事に向けた基本・実施設計業務を設計業務共同企業体方式による公募型プロポーザルで選定するため公告した。入札参加受付期間は9月12日まで。プロポーザルに関する質問を8月19日まで受け付ける
参加条件は、2者による設計業務企業体で企業体の構成員は松阪市競争入札資格者名簿の建築士事務所登録があり、構成員のいずれかは地域要件が市内で、代表者は設計業務実績が必要―など。見積限度額は9371万円(税抜き)。設計工期は2018年3月23日。
今後のスケジュールは、9月30日に1次審査(書類審査)、10月8日に2次審査(ヒアリング)を実施し、10月19日に結果通知、10月下旬に契約交渉者との随意契約を予定している。
同中学校改築事業は、老朽化が進む現校舎の南側(松阪警察署側)に新校舎を建設し、完成後に現校舎を解体する。新校舎の規模は鉄筋コンクリート造3〜4階建て延べ約6000平方bを想定しており、設計の中で最終決定する。また、校舎以外の体育館などについては現在のものを使用する。敷地面積は約2万6000平方b。新校舎の完成後、既設校舎を解体して跡地はグラウンドとして利用する計画。
工事スケジュールについては、18年7月ごろから20年2月にかけて敷地造成工事、校舎建築工事、付帯施設工事を進め、20年4月からの供用開始を目指す。その後、既設校舎解体工事やグラウンド整備工事を行う計画だ。概算工事費は全体で33億円を見込んでいる。
建設予定地は鎌田町、中央町地内。
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建通新聞社