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　�葛､栄開発(坂元昭一社長、志布志市）は、日本初となるホイール式油圧ショベル「ブッシュチョッパー（刈取粉砕装置）＆アースシェーバー（集積ボックス）」を導入。12日、志布志市の同社前でデモンストレーションを行い、関係者から高く評価された。
　当日は、県や志布志市職員、志布志市ふるさと協議会会員らが参加。生い茂った木や雑草などの伐採を半日かけて実演。安全で効率的な粉砕、集積の作業を見た関係者からは「大幅な省力化、コスト削減が図れる」「竹やぶや雑木林等の処理等に最適で安全性の確保と重労働の軽減に有効」などの声が上がった。南国殖産の担当者も「ホイール（タイヤ）式の機械の導入は全国初で走行性にも優れている」と語った。
　坂元社長は「刈り取りから粉砕、集積、積み込みまでの作業を１台でできることが特長。高齢化などで市道伐採等もままならない状況を鑑み、新兵器で地域の美化促進や地域活性化、環境保全につなげたい」と意気込みを述べた。開発者の�潟Aグリパートナー宮崎の岩切久義社長は「25年前に開発以来、改良を重ねＮＥＴＩＳにも登録。継続調査が不要となるＶＥランクの取得につながっている商品」と機械の性能などを説明した。