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福島建設工業新聞社
2016/07/21

【福島】ロボット2施設の設計プロポ手続き開始

 県は21日、ロボットテストフィールドの研究開発等施設と国際産学官共同利用施設基本・実施設計の公募型プロポーザル手続きを開始した。参加形態は単体とJV(3者以内)の混合。参加表明期限8月16日。同26日まで技術提案書を受け付け、2段階審査で9月中旬に契約候補者を特定する。計画施設は研究開発等施設1棟、国際産学官共同利用施設3棟で、実施設計納期は29年8月末(全体納期同10月末)を予定している。
 単体とJV代表の参加資格要件は@自然科学系の研究施設(理学、工学、農学、医学・薬学各研究所)で延べ床面積1500平方b以上A国・地方公共団体発注で同2000平方b以上―いずれかの過去15年間の国内の新築、増・改築設計実績など。
 1次審査は9月上旬に行い、ヒアリング要請者5者程度を選定。同中旬に公開ヒアリングを行い、同下旬に結果を発表する。審査は時野谷茂会津大学短期大学部長、杉山丞東北大学特任教授、高橋隆行福島大学教授、北島明文県ロボット産業推進室長、川音真悦県営繕課長の5人が務める。
 研究開発等施設(本館棟)はS一部RC造2階建て延べ約2900平方b(概算工事費約17億円)、国際産学官共同利用施設は研究棟A棟S一部RC造2階建て延べ約2560平方b、B棟同平屋約1020平方b、C棟RC造平屋約200平方b(同約18億円)。南相馬市原町区萱浜地区の市復興工業団地予定地に建設する。事務局はロボット産業推進室。