三重県尾鷲建設事務所(柘植武志所長)と三重県建設業協会尾鷲支部(平野金人支部長)は合同で、災害および危険箇所調査を実施し、管内三十数カ所の脆弱(ぜいじゃく)場所を調査した。
同調査は、風水害などの自然災害が発生する前に危険を取り除くとともに、仮に災害が発生した場合でも迅速な対応が取れるように実施したもので、防災・減災の観点から、河川や道路、急傾斜地など災害が想定されるあらゆる危険箇所を対象に行った。
調査に参加した柘植所長は「施設管理者であるわれわれと緊急時に対応してもらう建設業協会とが情報を共有することは大切なことだ。緊急対応の際、効率的かつ効果的な連携を取るために昨年に続き実施した」、平野支部長は「管理者と業界が同じ認識を持っていれば、災害時には的確で素早い対応ができる。また、事前に調査することで地元住民も安心できる」と話した。
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建通新聞社