福井県福井土木事務所は、主要地方道清水美山線道路改良事業に伴う北陸本線大土呂構内102k812m付近(仮称)半田架道橋新設工事について、JR西日本(金沢支社)と施工協定を締結した。
23年3月末の工期を予定しており、概算費用には34億円を見込む。
福井市大土呂町から半田町において、延長1300メートル、幅員11メートル(車道幅員6・5メートル)の道路を築造する清水美山線道路改良事業の一環。
北陸本線との交差部にはアンダーパスを採用。半田踏切を除却、道幅を拡幅し、歩道を新設することにより、安全で円滑な交通を確保する。
同事業は07年度に採択され、09年度から工事着手。これまでに半田側は460メートルが完成形で供用しているほか、160メートルも暫定供用。また、大土呂側では140メートル分の拡幅工事を実施済みで、加えて、半田、大土呂両側でヤード造成も行われている。