トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(中部)
2016/07/26

【愛知】碧南海浜水族館にビオトープと希少淡水魚保護施設で設計開始 碧南市

 碧南市は、碧南海浜水族館にビオトープと希少淡水魚保護施設の整備を計画しており、2016年度で基本・実施設計を進めるとともに検討会議などを踏まえ、計画の具体化を図る。事業者はプロポーザルにより、オオバ名古屋支店(名古屋市中区)を選定した。委託期間は17年3月24日まで。予算限度額は785万円。17年度に整備着手する。
 同計画は、「碧南海浜水族館ビオトープ基本計画」に基づいて、水族館東側の広場スペース約2000平方bにビオトープと希少淡水魚保護施設を整備する。テーマは西三河の自然。本格的な希少淡水魚保護や観察体験、市民の憩い・参画、三河の自然や魅力を発信することなどをコンセプトとして、保護施設や里池、湿地、水田、小川のほか、団体利用者が活動する芝生広場、遊歩道などを整備する予定だ。工事費は7854万円を上限としている。
 同市では今後、ビオトープの規模や施設概要、環境設定などについて協議する「ビオトープ庁内検討会議」や、市民や学識経験者を交えた「ビオトープ協議会」の開催を2回程度予定しており、具体的な内容について協議を進める。
 所在地は碧南市浜町2ノ3。

提供:建通新聞社