佐伯市はさきに、市道駅前佐伯大橋線に架かる、池船町の佐伯大橋と同側道橋の調査・補修設計を12月末日期限で褐嚼ンコンサルタントサニーに委託した。工事は29年10月以降に発注されそうだ。
佐伯大橋は昭和30年、側道橋は昭和48年の架橋。佐伯大橋上部工は、平成12年〜13年にかけて補修工事をした。橋長300b、幅員は佐伯大橋が5・5b、側道橋が3・0b。上部工の型式は、佐伯大橋が鋼11径間ゲルバー合成鈑桁橋、同側道橋が鋼11径間単純鋼床版鈑桁橋。下部工の型式は、佐伯大橋が重力式橋台(2基)、ラーメン式橋脚(10基)、側道橋が重力式橋台(2基)、鋼製支柱式橋脚(10基)。
委託内容は、調査と設計に分かれる。
▽調査は、現地調査(踏査)をした後、形状や外観の変状調査をして補修設計に必要な形状寸法の測定。さらに配筋状況を鉄筋探査機で調査。これらのデータに基づき、一般図と損傷図を作成。
▽設計は、設計計画を作成し、計画に沿って補修詳細設計、補修工法選定、補修範囲の設定、設計図や数量計算書を作成する。設計図と数量計算書に基づき概算工事費を算出するほか施工計画の立案、関係機関との協議資料作成まで課している。
提供:
大分建設新聞社