全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　美浜町は、地方創生の拠点に位置付ける道の駅整備に向け、たたき台などの基本コンセプトを作成した電源地域振興センター（東京都）に基本方針の策定業務を委託し、候補地の選定を本格化させる構えだ。
　基本方針では、施設規模、候補地の概要、運営方法の検討などを想定しており、年内の業務完了を目指す。年明けにも学識経験者や町民などの参画を求める「道の駅整備検討委員会」（仮称）を立ち上げるほか、先進地視察も行う予定。１７年度に基本構想の策定に着手したい考え。
　町では候補地に１０カ所（１カ所平均１万から１万５０００平方メートル）程度を挙げており、基本方針を踏まえ、道の駅設置に必要な要件などを照らし合わせた上で、１６年度中にも１カ所に絞り込むことにしている。
　地方創生の拠点となりえる道の駅を整備することにより、関係機関などとの連携を行いながら、「まち」の特産物や観光資源を活かし、「ひと」を呼び、地域に「しごと」を生み、雇用を創出するまちづくりを目指すことを目的とする。