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　石川ダイハツ販売（金沢市出雲イ２３０番地、岡田喜一代表取締役）が同市駅西本町地内で計画している「石川ダイハツ販売本社および金沢駅西店新築工事」は、トーケン、真柄建設、清水建築、名工建設の指名４社から見積もり徴集し、内容検討の結果、トーケンに施工決定した。このほど既設の解体工事に取り掛かった。
　建設規模はＳ造２階建て延べ２３５８・３０平方メートル（建築面積１８２２・８７平方メートル）。敷地は東南角地であり、南側前面道路は県道１７号金石港線（通称金石街道）に１００メートル以上接しており、建物の全長が９０メートル近くになることから、大型キャノピーを中心に、東側には２階に本社事務所があるショールーム棟、西側にサービス棟（工場棟）の構成となっている。
　外観は本社事務所の部分が格子調のカーテンウォールで、ショールーム棟は外から展示車、サービス棟は工場内の作業の様子が見えるように透明の大型ガラススクリーンを設ける。内部は明るく柔らかなホスピタリティな空間とし、特にショールーム棟の中２階にはリラクゼーションスペースを設け、工場作業を待つ顧客がゆったりと寛げる空間となる。
　建設場所は同市駅西本町３丁目１５２２ほかの敷地面積３８２２・５５平方メートル。解体工事が完了後、８月下旬から着工し、完成は１７年３月初旬を予定する。
　設計はＶΛΝ建築事務所（金沢市高畠３丁目）が担当。