大野町は、「道の駅」建設事業で敷地の造成工事を9月に発注する予定だ。また、排水工と周辺道路整備工事を10月に発注する計画だ。
工事概要は、造成面積が約2万7000平方b、造成するための土砂搬入量は約3万立方b。排水工では樋管を設置するほか、周辺道路整備では建設予定地北側の町道を延長約200bにわたり拡幅する。
建設地は下磯地内で、国土交通省岐阜国道事務所が整備を進める東海環状自動車道の大野・神戸インターチェンジ(仮称)建設地近くの敷地。
町は造成工事完了後、2017年度に物販施設などの建築工事や公園、駐車場整備などを発注する予定だ。造成や建築などの実施設計は大建設計・大日コンサルタント設計共同企業体(ともに岐阜市)が担当した。
主な整備計画は、地域振興施設(地域野菜などの物販エリア、レストラン、ベーカリーなど)が平屋約1890平方b、子育て支援施設(プレイルーム、乳児室、調理室など)が平屋約350平方b、トイレ情報館が平屋面積約180平方b。
その他、屋根付きの回廊がある広場や高さ2bの築山、小型車用216台、大型車用10台が収容できる駐車場やバス停留所などを整備する。18年度のオープンを目指す。
提供:
建通新聞社