全農畜産サービス株式会社(東京都江東区冬木11の17、種田貴至代表取締役社長)は、大仙市の南外スキー場跡地に建設する(仮称)秋田大仙SPF豚センターについて、豚舎や堆肥製品置場、管理棟、休憩棟、格納庫などの施工をフジ化成に決めた。今月中に造成へ着工したい考えで、来年度から建屋などの建設に入る。稼動は平成30年1月を予定している。今回の工事契約に糞尿処理施設(1棟)は含まれておらず、今後の施工者選定となる。
建設地は大仙市南外字大畑深山にある南外スキー場跡地で、敷地面積は約94ha(農場用地8ha、防疫緩衝地86ha)。新施設は豚舎7棟(交配舎1棟、妊娠舎1棟、分娩舎1棟、子豚舎1棟、育成舎3棟〔前期1棟、後期2棟〕、いずれもW1F)のほか、糞尿処理施設1棟、堆肥製品置場1棟、管理棟1棟、休憩棟1棟、格納庫、燻蒸庫、貯水槽、駐車場などを備える。
糞尿処理施設を含む概算事業費は20億円で、母豚は数常時1,000頭、年間販売種豚数は7,500頭の規模を予定している。
提供:秋田建設工業新聞社