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日刊建設タイムズ社
2016/07/13

【千葉】事業費25%減の41億円/県環境生活部主要施策/温暖化対策で実行計画

 県環境生活部環境政策課は2016年度主要施策概要をまとめた。同部の本年度予算額は70億8708万円(うち事業費41億6656万円)で対前年度比16・4%減(事業費25・3%減)となった。同部の予算額は県予算の0・4%を占める。主要施策では、地球温暖化対策の推進、循環型社会の構築、再生可能エネルギーの活用推進などに取り組む。
  地球温暖化対策では、(仮称)千葉県地球温暖化対策実行計画を策定するとともに、家庭における太陽光発電設備やエネファームへの助成など再生可能エネルギーの導入促進及び省エネルギーの推進などの取り組みを着実に進める。循環型社会の構築では、廃棄物の発生を抑制、再生可能エネルギーの活用推進に向けて、再生可能エネルギーの導入状況や動向などの状況の変化を踏まえて活用・推進の方向性について検討する。
  同部の各課別予算額は、@環境政策課27億223万円(うち事業費1億295万円)A大気保全課4億4615万円(同4億907万円)B水質保全課6億8326万円(同6億7576万円)C自然保護課6億7163万円(同6億5364万円)D循環型社会推進課6億1476万円(同6億1217万円)E廃棄物指導課4億4436万円(同3億6373万円)Fくらし安全課5億6486万円(同3億9893万円)G県民生活・文化課9億5979万円(同9億5027万円)。
  各課の重点事項は次の通り。
  【環境政策課】
  ▽環境基本計画の推進▽千葉県公害審査会の運営=208万円▽環境影響評価事業=376万円▽三番瀬再生計画(第3次事業計画)に基づく再生事業の推進=119万円
  【大気保全課】
  ▽大気環境の常時監視=1億5359万円▽大気汚染発生源対策=3638万円▽微小粒子物質(PM2・5)等対策事業=1606万円▽航空機騒音対策=4668万円▽自動車交通公害防止の総合施策の推進=5422万円
  【水質保全課】
  ▽公共用水域及び地下水の水質監視事業=1億289万円▽特定事業場等排水監視事業=2095万円▽生活排水対策浄化槽推進事業=3億円▽湖沼水質保全計画策定事業=1364万円▽地下水汚染防止対策事業=1190万円▽公共用水域の放射性物質モニタリング調査事業=464万円▽海水中の放射性物質モニタリング調査事業=185万円
  【自然保護課】
  ▽野生鳥獣の適切な管理=3億2570万円▽特定外来生物対策の推進=4846万円▽生物多様性保全施策の推進=1659万円▽自然公園施設の再整備=5476万円
  【循環型社会推進課】
  ▽指定廃棄物の処理▽地球温暖化防止推進事業=379万円▽住宅用省エネルギー設備等導入促進事業=5億2000万円▽3R推進事業=150万円▽バイオマス活用推進事業=286万円
  【廃棄物指導課】
  ▽産業廃棄物処理業者の許可・指導=4291万円▽産業廃棄物適正処理箇所支障除去事業=1億153万円▽産業廃棄物不法投棄防止対策事業=9930万円▽残土条例による残土の適正処理の推進=102万円▽ヤード対策事業=577万円
  【くらし安全推進課】
  ▽交通安全県民運動=1436万円▽自転車安全利用推進事業=2273万円▽自転車交通安全教育事業=377万円▽防犯ボックスを核とした地域防犯力・コミュニティ力向上事業==6152万円▽市町村防犯カメラ等設置事業補助=4000万円▽電話de詐欺被害防止広報・啓発事業=3000万円▽千葉県消費生活基本計画の推進▽消費者行政活性化基金(推進交付金)事業=2億2533万円▽消費者教育、啓発の推進=518万円▽事業者指導の推進=507万円
  【県民生活・文化課】
  ▽千葉・県民芸術祭=505万円▽ボランティア活動支援体制整備事業=658万円▽「県民の日」事業=6000万円▽青少年ネット被害防止対策事業(ネットパトロール)=549万円k_times_comをフォローしましょう
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