小浜市は、金屋地係で計画の「小浜美郷小学校建設事業」について、8月上旬に制限付き一般競争で公告したい考え。
発注見通し(7月公表)によると、▽校舎建築▽校舎電気設備▽校舎機械設備▽体育館建築▽体育館電気設備▽体育館機械設備―の6件が予定されている。このうち、校舎3件と体育館建築1件の計4件は9月議会の工事請負承認を目指す。プールと外構は17年度末に着工し、18年度の全体完成、19年4月の開校を予定している。
小浜市東部4地区の合意に基づき、次世代教育の礎とするため、国富・宮川・松永・遠敷の4小学校を統合して国分地区へ移転。良好な学校環境・学習環境の構築と魅力あふれる小学校を建設するもの。計画によると、敷地約2万9300平方メートルに、RC(一部W)造2階建て延べ7275平方メートル規模で建設する。普通教室、特別支援教室、特別教室、ラーニングセンター、体育館、プール、給食室、多目的ホールなどを収容。
当初予算に「小浜美郷小学校建設事業」として4億1328万8000円を計上したほか、債務負担行為に限度額23億円(期間は17年度から18年度)を設定した。
実施設計は石本建築事務所・垣本孝男一級建築士事務所JVが担当。