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鹿児島建設新聞
2016/07/08

【鹿児島】鹿児島市15年度工事等検査結果 成績評定最高は土木88点

 鹿児島市は、2015年度工事等検査結果を明らかにした。土木関係、建築関係、設備関係に分類され、それぞれ設計業務委託についても公表。全体的に、出来ばえ等、適切な施工管理がなされており、一定の水準が確保されているなどと評価している。工種別工事等成績評定点は年々上昇し、全体工事の平均点が78.4点、最高は土木の88点だった。
 検査件数は土木工事等718件、建築工事等241件、設備工事等271件の計1230件。内訳は、完成検査1182件(土木707件、建築228件、設備247件)、出来高部分検査37件(建築13件、設備24件)、中間検査11件(土木のみ)。また、契約金額が土木74億287万8793円、建築58億9404万5364円、設備45億7909万9984円の合計178億7602万4141円。
 工種別工事成績評定点の平均は、土木は78.7点(前年度比0.5点上昇)、建築は78.5点(0.5点上昇)、設備は77.5点(0.7点上昇)。最高点は土木88点、建築86点、設備84点。標準的な工事の成績評定点は75〜79点としている。
 成績評定点について同市工事検査課によると、「現場および書類関係など年々向上が見られる。また、13年度から表彰制度が創設されたことも、工事等成績評定点の上昇につながったことの要因として考えられる」などと話した。