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建設新聞社(長崎)
2016/07/07

【佐賀】神埼市・吉野ヶ里町葬祭公園基本構想作成

神埼市・吉野ヶ里町葬祭公園整備促進協議会
  20年度の竣工、供用開始目指す

 神埼市・吉野ヶ里町葬祭公園整備促進協議会は、同公園(火葬場)整備の基本構想を作成した。葬祭公園の整備候補地は神埼市の小渕、志波屋、三谷地区にまたがる土取り場跡地約30fの一部で、施設規模の試算では火葬・待合棟の延床面積2283平方bを想定。2018年度から建設工事に着手し、20年度の竣工、供用開始を目指す。同公園整備の概算事業費は上限で約15億円を見込んでいる。
 葬祭公園の整備候補地は神埼市の小渕、志波屋、三谷地区にまたがる土取り場跡地約30fの一部で、基本計画策定段階で必要面積を精査する。同構想によると敷地の考え方は@建物用地A駐車場B構内道路C付帯施設(庭園、池、慰霊塔など)D構内と周辺との調和を保つための環境緑地―で構成し、施設機能が十分に発揮できる配置計画を検討するとともに全体の景観に留意する。
 建物用地については火葬棟、待合棟、管理棟から構成される建物としての必要なスペースとし、近年建設されている火葬場を参考に施設規模を試算した結果、敷地の参考面積を約1万3200平方b、火葬・待合棟の延床面積を2283平方bと想定。基本計画の策定段階で詳細に検討していく方針。
 事業スケジュールは16年度に基本計画(火葬場・取付道路)、環境影響調査、一部事務組合設立、文化財調査、用地取得同意、火葬場・道路用地測量設計、基本設計を実施し、17―18年度に実施設計、用地買収、造成工事、建設工事、18―20年度に建設工事、外構工事、供用開始を予定している。
 現在の計画では、神埼市と吉野ヶ里町で構成する一部事務組合を12月に設立し、基本計画を作成。組合の予算に費用を計上して基本設計や測量などを発注する。同公園整備の概算事業費は上限で約15億円を見込んでおり、合併特例債を活用する予定。特例債の期限が20年度となっているため、同年度の竣工、供用開始を目指す。
ksrogo