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　草加市は１日、アコスホールで、公共工事安全会議を開いた。気象庁熊谷地方気象台の土地災害気象官・牛島孝友氏を講師に招き、災害から身を守るための防災気象情報の利用をテーマに講演した。
　牛島氏は、最近の災害発生状況を紹介した上で、防災気象情報を利用した災害への備えを示した。段階を追って発表する防災気象情報の利用や指定河川洪水予報、ハザードマップの確認による大雨への備えなど活用例を挙げた。また、地震への備えとしてＰ波とＳ波の違いを説明したほか、緊急地震速報の活用を掲げた。
　災害から身を守るための心構えとして、「自分は大丈夫」と思わずに安全第一の行動をとること、近所とのコミュニケーションの重要性、いざというときのために自ら情報を入手して早め早めの対応を心掛ける大切さを強調した。