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日本工業経済新聞社(群馬)
2016/07/06

【群馬】県前橋土木が正田醤油スタジアムを改修

県前橋土木事務所は本年度、敷島公園陸上競技場(正田醤油スタジアム群馬)の走路補修を計画している。工事は、上期内に2件を公告および指名通知する。1件はトラック部分の舗装改修を一般競争入札で実施。もう1件は内圏縁石の更新を指名競争入札で行う。一般競争の舗装改修工事は、都市計画課からの発注となる。
敷島公園陸上競技場は、9レーン、1周400mのコースがあるほか、走り幅跳びや砲丸投げなどにも対応している。国際的な大会が開催可能な日本陸上競技連盟の第1種公認を受けた県内唯一の競技場で、その更新期限が、来年3月に迫っている。
今回の工事は、第1種公認の規定に沿うための補修で、トラックのみが対象。2件に分割し、上期内に公告および指名通知を予定している。同競技場は、ザスパクサツ群馬のホームスタジアムとして利用されている。そのため、着工はザスパクサツ群馬の試合が終了する11月以降を予定している。
条件付き一般競争入札で発注するトラック舗装工事では、トラックの外周部分のウレタン舗装を補修する。ウレタン舗装部分へt5oの切削オーバーレイを行う。補修面積は約8800u。切削オーバーレイ後のライン更新も含めて実施する予定だ。
他方の指名競争入札の工事では、内圏縁石を更新する。延長は約400m。2件の工事は、内圏縁石の更新を先行して発注する。
同競技場は、プロスポーツの公式戦も開催される県内随一の競技場。約9000人規模のメインスタンドを持ち、全体で約1万5000人が観戦できる。
14年の春には大型映像装置を導入するなど、県内のスポーツ拠点となっている。