全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　志摩市は、「阿児アリーナ」の大規模改修を計画しており、工事に向けた設計業務の委託先を一般競争入札で選定した結果、中部都市林州啓建築設計共同企業体に決定した。委託期間は２０１７年３月24日まで。工事は17年度に着手し単年度で完了させる。
　体育館やホールとしての設備を備え、１９９１年に開館した同施設は、築後25年が経過し、老朽化が進んでいる。こうした問題を解消するため今回大規模改造工事を行う。これまで数回補修工事は行ってきたが、大規模改造工事は今回が初めてとなる。
　詳細な工事内容や工事箇所については設計の中で決定する方針で、主に外壁や内壁、屋根材などの改修、体育館やホールなどでは老朽化したイスの交換や床材の張り替えなどを検討している。
　施設規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造２階建て延べ５６９９平方�b（オーシャンホール空調設備室含む）。内部はバスケットボールコート（１面）、フットサルコート（１面）、バレーボールコート（２面）などの体育館としての機能を持つオーシャンホール（１７００人収容、１００９平方�b）やシアター機能などを持つベイホール（最大５１２席、３６７平方�b）などを備える。
　所在地は阿児町神明１０７４ノ14。

提供：建通新聞社