宮崎建設通信社
2016/07/05
【宮崎】土木一式の3者JVに資格 小戸之橋上部工1工区
宮崎市は4日、条件付一般競争入札で行う「昭和通線(小戸之橋)新橋設置工事(上部工1工区)」を公告した。市の競争入札参加資格者名簿に於いて土木一式工事部門に登載された3者で構成する特定建設工事共同企業体が入札に参加できる。7月12日まで入札参加申込書を受け付けたのち、7月28日〜29日に電子入札システムで入札書を受け付け、29日に開札する。
経年劣化が進み、異常気象時に通行規制が敷かれるなどの課題を抱えていた小戸之橋を現在地に架け替える計画。取付道路を含む昭和通線全体の整備延長は1048m(幅員16m)で、このうち橋梁部分の延長は506m、上部工の構造形式は7径間ポステン方式PC連続箱桁橋とする。取付道路など全てを含む事業費は約85億円。
今回発注する上部工1工区では、P3〜A2間の331.5m(幅員16m〜19m)を施工する。架設工法は片持架設工法。工期は平成30年10月31日まで。税抜の公表金額は22億3523万7000円とする。
入札に参加できるのは、平成28年度の宮崎市競争入札参加資格者名簿において土木一式部門に登載されている3者で構成する特定建設工事共同企業体。いずれの構成員も、入札時点において宮崎市または宮崎市上下水道局が発注した土木一式工事で未完了である工事の合計金額が6000万円を超えていないこと。
代表構成員は宮崎市内に営業所を有し、経営事項審査に於けるPC構造物工事の総合評定値が1150点以上であること。このほか、平成18年度以降に国または地方公共団体等が発注した▽道路橋又は鉄道橋▽橋梁形式が床版橋、桁橋を除くPC上部工▽最大支間長が45m以上▽架設工法が固定支保工以外▽緊張形式がポストテンション方式―を全て満たすPC構造物工事を元請として施工した実績を有すること。
一方、第2構成員は宮崎市内に営業所を有し、経営事項審査に於けるPC構造物工事の総合評定値が950点以上であること。第3構成員は宮崎市内に本店を有し、市の資格者名簿において土木一式部門のAランクに登載され、経営事項審査に於けるPC構造物工事の総合評定値が750点以上であることが要件となる。
設計書等の資料は宮崎県入札情報サービスでダウンロードできる。入札参加申込書は7月12日までに宮崎市総務部契約課へ持参または郵送で提出すること。設計図書等に関する質疑は7月25日まで宮崎市都市整備部市街地整備課で受け付ける。7月28日から29日にかけて電子入札システムにより入札書を受け付け、29日に開札する。