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北陸工業新聞社
2016/07/04

【富山】15年度総計は12%減、910億円に/県建設業協会の会員受注動向/第4四半期で216億円(21%減)

 富山県建設業協会がまとめた、2015年度(平成27年4月〜平成28年3月)における土木・建築の元請受注高累計(総計)は、910億円となった。前年の同期と比べて130億円(12%)の減少。
 公共・民間別では公共が511億円で、151億円(23%)の減少、民間は399億円で、22億円(6%)の増加となっている。
 一方、第4四半期(平成28年1〜3月)の受注動向によると、土木・建築の元請受注高総計は216億円で、前年同期と比べて57億円(21%)減少した。
 公共・民間別で見ると、公共が128億円で37億円(23%)の減、民間が89億円で19億円(18%)の減と、公共民間ともに減少した。県外受注高は公共4億円(微減)、民間4億円(36%減)となった。
 県内の地区別受注状況は、東部地区が公共7%減・民間11%増となり、地区合計ではほぼ横ばい(微減)。西部地区では、公共42%減・民間47%減となり、地区合計で44%減となった。
 県内の合計額は、公共37億円(23%)減、民間17億円(17%)減の209億円と、東部地区の民間以外は、いずれも前年を下回った。
 土木・建築別の受注状況では、土木が125億円で、前年同期比21億円(14%)の減となった。このうち、公共は112億円で15億円(12%)の減となり、民間は13億円で5億円(30%)の減となっている。
 建築は91億円で、昨年同期比36億円(28%)の減。このうち、公共は15億円で22億円(59%)の大幅減、民間が76億円で14億円(16%)の減となった。

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