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　ＳＩＡさいたま建築家懇話会（片渕重幸会長）は６月29日、２０１６年度（平成28年度）通常総会を新都心のラフレさいたまで開き、事業・会計報告などを承認。今年度も適正な委託費の確保へ、市に要望していくことなどを確認した。
　片渕会長は「引き続き次の２点を市への要望としていきたい。まず一般競争入札は大規模物件にのみ適応する。次に入札においての最低制限価格を85％程度に引き上げる。適正なる委託金額での受託に向け、会員自らが技術研さんを重ねつつ、今後とも市との連携を図り、継続して要望させていただきたいと思っております」とあいさつ。
　議事では15年度事業報告、会計報告、監査報告について審議し、原案どおり全会一致で可決した。
　総会終了後は『市民や企業から選ばれる都市　日本一しあわせを実感できる都市』をテーマに清水勇人さいたま市長が講演。清水市長は「これからの10年が運命の10年となるよう、次の世代への礎を築いていきたい」と話した。
　懇親会には来賓として、市長のほか、さいたま市建設業協会の斎藤恵介会長が招かれ祝辞を述べた。その後、�緕q喬理事の発声で乾杯。祝宴に入り、親睦を深め合った。