国土交通省近畿地方整備局は、2016年度発注見通しの7月公表分として、工事320件、業務520件の計840件をまとめた。新規に追加したWTO工事案件は、水海川導水トンネルI期と付替県道8号橋の2件。本官工事の新規追加は3件あった。
水海川導水トンネルI期はNATM工法による工事延長3400b。発注規模は50億円以上を見込む。付替県道8号橋はPC3径間連続ラーメン箱桁橋の上下部工(7億4000万円以上15億円未満の発注規模)で、ともに第4四半期に発注する。
新規追加の本官工事は、鳴鹿大堰管理用制御処理設備改修、付替県道7号橋、足羽川ダム1号工事用道路5工区の3件で、全て第4四半期の発注を予定。発注規模はいずれも3億円以上7億4000万円未満を見込む。
委託業務では新規事業として採択された大阪湾岸道路西伸部関連業務2件(神戸東部地区地質調査、環境調査)を追加。ともに第2四半期に外注する。
※840件の一覧は建通新聞電子版に掲載中
提供:建通新聞社