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日本工業経済新聞社(埼玉)
2016/06/30

【埼玉】ときがわ町が6月補正で古民家改修

 ときがわ町は6月補正予算に古民家を活用した事業を推進へ工事費1334万円、委託費166万円などを盛り込んだ。また、第二庁舎3階を木質化するため工事費761万4000円、旧給食センター修繕へ370万円の工事費を計上した。
 雲河原地内にある古民家改修は、町の生活を体験してもらうお試し住宅を整備するとともに、町産木材を利用するなど町の活性化を目的に実施するもの。古民家は木造平屋、床面積119u程度で、建設から80年以上経過している。工事は、柱や梁、ドア全般、給排水設備などを改修する計画で、7月下旬には発注したい考え。委託では、内外装の片付けと支障木の伐採をそれぞれ委託する。
 第二庁舎3階木質化工事は7月中旬〜下旬に入札を予定。既存の壁に町産木材を使用し腰壁を張る。張る面積は150u程度を想定している。
 旧給食センター(桃木42−1)の修繕は建築、給排水・電気設備、駐車場整備の3本に分割し、随意契約で実施する見込み。S造平屋、建物面積313uの建物で、屋根全体の塗装(約375u)や穴が開いてる部分の屋根補修、給排水・電気設備の改修を計画。また、使用中の給食センター付近に職員用駐車場5台程度の整備を行う。旧給食は、手すき和紙工房として貸し出す予定。
 一般会計に2107万6000円を追加し、累計総額は52億6883万8000円となった。