北設楽郡豊根村は、茶臼山高原の観光施設整備事業として、「萩太郎山展望台」の改築などを計画している。現在の展望台解体工事を7月をめどに先行発注した後、早ければ8月にも新展望台の建設工事を発注する。また、スキー場ファミリーゲレンデのベルトコンベヤー設置を9月ごろに発注する予定で準備を進める。
萩太郎展望台は、愛知県が整備した現在の展望台(鉄筋コンクリート造平屋)が老朽化しているため建て替える。現施設を解体、跡地に新たな展望台を建設する。
新施設は、鉄骨造2階建ての筒状の建物を想定しており、1階が休憩スペース、2階が展望室、屋上は360度見渡せる展望台とする予定。現在、設計を柿田設計(豊橋市)で進めており、規模など詳細をまとめる。
一方、スキー場ファミリーゲレンデに設置するベルトコンベヤーは、延長約130bを予定。スキーシーズンにおける利用のほか、夏場のマウンテンバイクやマウンテンボードなどに利用されている。設計は同村で実施した。
茶臼山高原の所在地は坂宇場地内。
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建通新聞社