九州地方整備局は28日、熊本地震による大規模な斜面崩壊で通行不能になっている国道57号阿蘇大橋地区(熊本県阿蘇郡南阿蘇村)で進める災害復旧事業の北側復旧ルート(トンネル含む)の概ねのルートを設定した。
概ねのルート設定の考え方として、@安全確保のため、斜面崩壊箇所を避けるA早期復旧に向け、最短距離で国道57号の通行不能区間をつなぐB施工時間を要するトンネルの延長を短くする―とし、復旧ルートは、概ねのルートを基に、幅1`程度のルート帯を設定している。
同局では、7月4日まで、この復旧ルートについての意見を広く募集する。同局、熊本河川国道事務所のホームページからコメントが入力できる。
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大分建設新聞社