鹿児島建設新聞
2016/06/28
【鹿児島】奄美空港ターミナルビル拡張 来月1日にも入札公告
奄美空港ターミナルビル梶i三角隆雄社長)は、旅客施設の拡張を計画。施工業者選定にあたり、県内企業の3社JVによる事後審査型一般競争入札を実施することに決め、7月1日の入札公告に向けて準備を進めている。
現空港は、RC造2階一部3階建4443u。計画では、1−3階部分を拡張して7545uとなる。工期は2018年6月30日を予定している。実施設計は、東京都のクリエート山本設計室が担当した。総事業費は28億円程度を見込む。
現段階では、入札公告を行ったあと、現場説明会を実施。引き続き、同月11日から22日まで入札参加を受け付け、8月上旬の入札執行を目指している。
拡張計画は、手狭となっている出発ロビーや搭乗待合室をはじめ、手荷物受取レーンの増設、観光情報等を発信するスペースを設ける。また、国際線チャーター便の受け入れも見据え、出入国手続きスペースを確保したい考えでいる。