生駒化学工業のグループ企業で、プラスチック製容器製造業のアイケープラスト(敦賀市莇生野62号56番地2)の生駒哲也代表取締役社長は23日、美浜町の若狭美浜インター産業団地に新工場を建設するにあたり、西川一誠知事を表敬訪問し、報告を行った。
報告によると土地、建物、生産機まで含めた投資額は約13億円。用地面積は1万695・05平方メートルで、建築面積が約4000平方メートル(工場が平屋建て、事務所が2階建て)。9月の着工、17年3月の操業開始を予定。
新工場の建設は、需要増に対応するとともに、老朽化した工場のバックアップ機能の確保、グループ全体の工場負荷の平準化を図るのが狙い。将来の拡張も視野に入れているという。
美浜町の若狭美浜インター産業団地(全8区画)は4月から分譲を開始したばかりで、今回が初の企業進出。敦賀市の本社から近いことなどが決め手になった。なお、新規雇用は地元を中心に約50人を見込む。