大阪府は、府営豊中新千里北住宅の建て替えに向け、第2期工の基本設計を橋建築設計事務所(堺市堺区)に委託した。納期は12月15日。
基本設計の対象となるのは、共同住宅1棟(鉄筋コンクリート造・56戸)、自転車置き場、駐車場、ポンプ室・電気室棟、ごみ置き場、車両通路、外構工事など。場所は豊中市新千里北町2。実施設計の外注時期や工事の発注時期は今後検討する。
同住宅の建て替え事業では、第1期工となる新棟2棟の建設工事を第3四半期に発注する予定。
規模は1棟が鉄筋コンクリート造10階建て延べ9800平方b(153戸)。もう1棟が同造8階建て延べ6400平方b(107戸)。付帯施設は、集会所、自転車置き場、駐車場、電気室、受水槽・ポンプ室、防火水槽、ごみ置き場、外構など。
建築実施設計はアイ・エフ建築設計事務所(大阪市中央区)、設備実施設計は旭設備計画(同)が担当。
豊中新千里北住宅は、全47棟(1312戸)で構成している。現計画によると、このうち建て替え対象は20棟(中層耐火・552戸)。これらを集約し、鉄筋コンクリート造8〜11階建て住宅6棟(512戸)に建て替える。建て替え後の住戸面積は約36〜72平方bで、部屋タイプは1DK〜4DK。
府では、23年度の全体完成を目指す。
提供:建通新聞社