妙高市は、志浄水場改築工事について、予備指名を伴う従来型の指名競争入札に加え、総合評価方式による一般競争入札の採用も視野に入れ発注方法の検討を進めていることを明らかにした。早ければ、7月にも入札へと運ぶ見通しだ。
同浄水場(志地内)は築造から40年余りが経過し、老朽化が著しいことから、隣接地に新たな浄水施設と配水池を整備する計画。計画浄水量は5010立方メートル/日を見込んでおり、浄水処理方法は凝集沈殿・急速ろ過方式を採用する。
浄水場内の施設は着水井RC造2池、急速攪拌池RC造2池、フロック形成池RC造2池、沈殿池RC造2池、急速ろ過池RC造3池、配水池RC造1池、濃縮槽1槽、天日乾燥床(自然式)8床、管理本館RC造平屋建て1棟、中央監視装置など。配水池は有効容量3000立方メートル規模(RC造配水池1500立方メートル×2池)となる。18年度末の完成を目指す。
設計は日本技術サービスが担当。
当初予算に18年度まで3カ年の継続費25億9488万円を設定。年割額は、16年度と17年度が7億7846万4000円、18年度が10億3795万2000円。