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北陸工業新聞社
2016/06/23

【富山】12月議会で工事委託承認/石動駅南北自由通路・駅舎/小矢部市

 小矢部市は、石動駅周辺整備事業の施行に関する基本協定を、あいの風とやま鉄道(富山市牛島町、市井正之社長)と今月末に締結する。
 石動駅(石動町地内)の南北自由通路と駅施設の工事については、市議会12月定例会で委託契約の承認を得る。受託したあいの風とやま鉄道では、17年度末の完成を目指して工事に着手する。
 市は、石動駅周辺整備事業として2カ年継続費24億553万円を設定。年度割は16年度が10億4527万円、17年度が13億6026万円。16年度当初予算には、南北自由通路工事に3億1640万円、南北自由通路・観光案内所等工事に3億8320万円、駅舎工事に9360万円、既設エレベーター跨線橋階段増設工事に1億80万円などを計上した。 
 南北自由通路は幅約4メートル、延長約110メートルで、エレベーターを設置する。駅舎は2階建てとし、改札口は2階に置く。1階は観光案内所交流スペース、テナント、トイレ、エントランスホールとし、2階は駅事務室や待合室を設ける。
 同事業では、駅施設に続き、市が併設される新図書館の工事に取り組む。建設規模はS造3階建て、延べ床面積約1714平方メートル。着工は18年度となる。
 石動駅周辺整備実施設計は、ジェイアール西日本コンサルタンツ・富山県建築設計監理協同組合JV。県設監協の担当は、建築がシバタ建築設計事務所(小矢部市泉町)と中川建築設計事務所(高岡市城東)、機械空調設備が中部設計(富山市本町)、電気設備が前田設備設計事務所(富山市新桜町)となっている。

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