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　福島県広野町は、広野駅東側開発整備事業（第１期）区域内に、復興関連企業や旅行者を対象としたホテルの誘致を計画し、町有地を賃借して施設整備および運営を行う開発事業予定者を選定するため、20日から公募型プロポーザのル手続きを開始した。
　参加形態は単独企業または複数による企業グループで、特別目的会社（ＳＰＣ）の設立も可能。参加資格は開発整備区域内における開発整備等に類似または関連する実績を有することなどとなっている。
　参加登録は今月24日17時、提案書は８月24日〜26日17時まで、広野町復興企画課で持参による提出を受け付ける。
　提案を求める内容は、▽事業体制▽事業スケジュール▽施設計画（建築・設備計画）▽施工計画▽維持管理計画▽運営計画▽宿泊料金―など。
　選定委員会によるプレゼンテーション審査は、９月１日13時30分から広野町役場全員協議室で開催し、同月２日以降に選定結果を公表するスケジュール。
　広野駅東側開発整備事業区域内には、事業用地や医療施設用地、集合住宅用地などが整備してあり、ことし３月にはテナントビルの「広野みらいオフィス」がオープンするなど、町の復興を象徴する場所となっている。ホテルは「広野みらいオフィス」隣接地に誘致を計画し、６２１９・４平方�bの用地を確保している。
　開発事業予定者の選定後は、公有地の貸付契約を行い事業推進協定を締結。その後施設整備に入り、２０１８年３月31日までの完成を目指す予定となっている。

　提供：建設新聞社