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日本工業経済新聞社(群馬)
2016/06/21

【群馬】本年度の整備予定橋梁がまとまる

県道路整備課は、本年度整備予定の橋梁をまとめた(=2面に一覧表)。上部工が24橋、下部工は12橋で前年度とほぼ同数だが、委託は24橋となり大幅に増加した。委託の過半数は中之条土木事務所管内の上信自動車道関連。工事も上信に関わる橋梁が多く、上信自動車道整備が本格化を迎える印象だ。
事務所別に見ると、上信自動車道が通る中之条土木事務所管内が多い。上部工7橋、下部工5橋、委託16橋で、特に委託は全体件数の3分の2を占める。
吾妻西バイパスで(仮称)新大国橋の詳細設計や(仮称)万木沢橋の施工計画、吾妻東バイパスで(仮称)深沢川橋、(仮称)厚田跨道橋、(仮称)植栗IC橋の詳細設計を実施する。
吾妻東バイパス2期でも(仮称)的場橋、(仮称)奥田橋、(仮称)新巻跨道橋など10橋で詳細設計を進めていく。
工事は吾妻西バイパスで(仮称)鳶ヶ沢橋の上下部工、祖母島箱島バイパスで(仮称)鳴沢川橋梁の上下部工、(仮称)箱島ICランプ橋下部工などに着手する。
渋川土木管内では、上信自動車道金井バイパスで(仮称)金井陸橋と(仮称)金井南牧跨道橋の上下部工を進めていく。(仮称)金井陸橋は橋長129・5mのPC3径間連続箱桁橋。当初は盛り土によりバイパスを整備する計画だったが、ルート上の金井東裏遺跡でよろいを着装した人骨が見つかったため、遺跡上に陸橋を架ける形で整備することになった経緯がある。
高崎土木管内では、西毛広域幹線道路関連の橋梁整備を進める。高崎西工区で3号橋の上部工、小堀川橋梁の下部工、烏川橋梁の詳細設計を実施。高崎工区では(仮称)新幹線跨線橋の予備設計を行う。
藤岡土木管内では(仮称)新鏑川橋の上下部工のほか、梁瀬一号橋の下部工、(仮称)黒石一号橋と田処橋の詳細設計を実施する。
桐生土木管内では(仮称)前鹿田跨線橋の上部工のほか、国道122号で下草木橋と七曲橋の予備設計を進めていく。
このほか、前橋土木、伊勢崎土木、富岡土木、沼田土木、太田土木、館林土木、八ッ場ダム水源地域対策管内でも橋梁整備を進める。また、県内各地で約130橋を対象にした補修工事も実施する。