繊維機械や自動車関連メーカーの豊田自動織機(愛知県刈谷市豊田町2ノ1)は、亀山市内にテストコースを備えた「豊田自動織機亀山試験場」(仮称)を新設する。施工は清水建設名古屋支店(名古屋市中区)が担当する。
現在、山林の伐採や造成を進めており、施設の工事については早ければ7月に着工する。竣工時期は2018年3月を予定している。
テストコースの建設地は、工業団地「亀山・関テクノヒルズ」の北側の亀山市白木町・小川町地内。現況は山林で、用地面積は約66万平方b。
1周約1・6`の高速周回路と実験棟を建設する。給油所・洗車場、駐車場(3カ所)、調整池、緑地なども整備する見通し。
テストコースでは、電気自動車(EV)や燃料電池自動車(FCV)などの機能部品開発を進める。
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建通新聞社