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建通新聞社（中部）
2016/06/24
【三重】工業水道アセットマネジメント計画作成へ 三重県
三重県企業庁は、戦略的・効率的な施設の管理・運営を行うために「工業用水道事業アセットマネジメント計画」の作成業務に着手した。２０１６年度に作成し、17年度から58年度までの42年間を期間とした計画をまとめる。調査などの業務担当は、日水コン三重事務所（津市）。委託工期は10月28日。
業務対象施設は、工業用水道施設のうち、北伊勢工業用水道事業、中伊勢工業用水道事業、松阪工業用水道事業に関わる施設。今回作成する同計画では、同施設の基本情報を基にして、中長期的視点で効率的かつ効果的に工業用水道施設を管理・運営するために、重要度や優先度を踏まえた施設全体の更新需要の見通しおよび財政収支見通しを検討する。
調査内容は、維持管理・点検データや施設診断結果などの資料に基づき、必要情報を整理する。ミクロマネジメントでは、各施設の状態をデータベース化し健全度を把握し、マクロマネジメントに必要な情報を整理する。マクロマネジメントでは、更新需要および財政収支見通しの検討を行う。調査結果を踏まえて、部内で同計画を17年３月までにまとめる。
同庁では、現在作成中の「次期中期経営計画」（17年度開始）にもアセットマネジメント計画の結果を反映させていく考えだ。
対象となる工業用水道事業の概要は次の通り。（４月１日現在）
〈北伊勢工業用水道事業〉
給水区域は、桑名市、四日市市、鈴鹿市、津市、朝日町、川越町。給水工場数は70社、81工場。水源は、長良川（２期）、三重用水（２期）、員弁川（３期）、木曽川総合用水（４期）。取水施設は、千本松原取水所、安永取水所、木曽川大堰（ぜき）。浄水場は、沢地、伊坂、山村。給水能力は日量84万立方㍍（全体計画１００万立方㍍）。管路延長は２９６㌔。事業（工事）開始は１９５３年。
〈中伊勢工業用水道事業〉
給水区域は、津市。給水工場数は16社、18工場。水源は、雲出川（君ケ野ダム）。取水施設は木造取水所。給水能力は日量３万３０００立方㍍（全体計画５万立方㍍）。管路延長は41㌔。事業（工事）開始は69年。
〈松阪工業用水道事業〉
給水区域は、松阪市。給水工場数は７社、７工場。水源は、櫛田川。取水施設は新屋敷取水所。給水能力は日量３万８５００立方㍍（全体計画も同数）。管路延長は15㌔。事業（工事）開始は61年。
提供：建通新聞社
業務対象施設は、工業用水道施設のうち、北伊勢工業用水道事業、中伊勢工業用水道事業、松阪工業用水道事業に関わる施設。今回作成する同計画では、同施設の基本情報を基にして、中長期的視点で効率的かつ効果的に工業用水道施設を管理・運営するために、重要度や優先度を踏まえた施設全体の更新需要の見通しおよび財政収支見通しを検討する。
調査内容は、維持管理・点検データや施設診断結果などの資料に基づき、必要情報を整理する。ミクロマネジメントでは、各施設の状態をデータベース化し健全度を把握し、マクロマネジメントに必要な情報を整理する。マクロマネジメントでは、更新需要および財政収支見通しの検討を行う。調査結果を踏まえて、部内で同計画を17年３月までにまとめる。
同庁では、現在作成中の「次期中期経営計画」（17年度開始）にもアセットマネジメント計画の結果を反映させていく考えだ。
対象となる工業用水道事業の概要は次の通り。（４月１日現在）
〈北伊勢工業用水道事業〉
給水区域は、桑名市、四日市市、鈴鹿市、津市、朝日町、川越町。給水工場数は70社、81工場。水源は、長良川（２期）、三重用水（２期）、員弁川（３期）、木曽川総合用水（４期）。取水施設は、千本松原取水所、安永取水所、木曽川大堰（ぜき）。浄水場は、沢地、伊坂、山村。給水能力は日量84万立方㍍（全体計画１００万立方㍍）。管路延長は２９６㌔。事業（工事）開始は１９５３年。
〈中伊勢工業用水道事業〉
給水区域は、津市。給水工場数は16社、18工場。水源は、雲出川（君ケ野ダム）。取水施設は木造取水所。給水能力は日量３万３０００立方㍍（全体計画５万立方㍍）。管路延長は41㌔。事業（工事）開始は69年。
〈松阪工業用水道事業〉
給水区域は、松阪市。給水工場数は７社、７工場。水源は、櫛田川。取水施設は新屋敷取水所。給水能力は日量３万８５００立方㍍（全体計画も同数）。管路延長は15㌔。事業（工事）開始は61年。
提供：建通新聞社
