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建通新聞社(中部)
2016/06/23

【三重】2016年度建設業者格付け公表 津市

 津市は、2016年度の「格付区分等業者一覧(市内本店業者)」(6月1日付)を公表し、6月から適用している。24業種を対象に格付けしており、登録業者数は当社調べによると、延べ1093者で、15年度(15年10月1日付)に比べ、24者増、2・2%増となった。業種別では「土木」、「とび・土工・コンクリート」が各11者増と大きな伸びを示したが、他業種はほぼ横ばいだった。市水道局の格付けは土木一式(配水管工事)の1業種で16年度は120者で前年度に比べ5者増となった。
 同市では、発注基準で、「土木」、「建築」、「管」、「舗装」の4業種について、総合点数(客観点数+主観点数)や完成工事高などで区分している。この4業種の登録者数を前年度と比べると、土木が11者増、舗装が8者増、管が1者増、建築が増減なしとなった。上位ランクでは、土木A1(総合点数850点以上など)が31者で1者減、建築A(総合点数800点以上など)が13者で増減なし、管A(総合点数750点以上など)が15者で2者減、舗装A(総合点数650点以上など)が34者で増減なし。
 その他業種の特徴を見ると、とび・土工・コンクリートが11者増加したほか、屋根、鋼構造物、板金、ガラスで各1者増。一方、造園が3者減、内装仕上げが2者減などとなった。
 市水道局の格付けは、土木一式(配水管工事)だけで、A1(総合点数850点以上など)が33者で3者増などとなった。

提供:建通新聞社