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　富山県土木部道路課は、主要地方道富山魚津線の今川橋架け替えについて、７月に詳細設計を委託する。
　常願寺川河口に架かる今川橋はＰＣＴ桁橋３４２・０５メートル、有効幅員７メートルで、６３年２月に完成した。海岸線から５０メートル程度に位置し、塩害による鉄筋の腐食やコンクリート強度の低下が進んでいるため、上流側に新橋梁を建設する。
　事業区間は富山市高来〜水橋辻ヶ堂地内の延長約８００メートル、幅員１１・５メートル。事業内容は架け替えに伴う下部工９基、上部工３４２メートルなど。総事業費は４０億円を見込む。２６年度の完成を予定している。緊急通行確保路線（第３次）に指定されており、災害時の機能強化を図る。
　予備設計は、パシフィックコンサルタンツが担当。