日本工業経済新聞社(山梨)
2016/06/17
建替場所や時期検討 甲斐市の双葉西保育園
甲斐市は14日、前日に引き続き市議会定例会で一般質問を行い、双葉西保育園建替えに関して建設地や時期など今後検討していく考えを示した。
双葉西保育園は築36年が経過して耐震基準はクリアしているものの「設備は老朽化し、給食室や園庭が狭い」と指摘する保坂芳子議員の質問に「現地における大規模改修、あるいは移転しての建替えなのか、時期を含め調査・研究を進めたい」と保坂武市長は答えた。
また同議員は双葉保健福祉センターの位置づけについて「公共施設等総合管理計画のなかで検討されているのか」と質問。内藤光二企画政策部長は「個々の施設に関しては、総合管理計画の指針に基づいて所管課で利用状況や耐用年数を総合的に踏まえ個別計画を策定していく」と返答した。
さらに進めている保育園の民設民営の方向性をただしたのに対しては「2019年度に松島保育園が開園すると公設分は6園。その後の計画は白紙」と小宮山正美子育て健康部長は答弁を行った。
そのほか、主な質問事項と市側の答弁は以下のとおり。
【松井豊議員】
◆市内すべての小中学校へエアコン設置を=予定はない。
【金丸寛議員】
◆ハザードマップの見直し=年内に浸水想定区域が公表される。これを検証し、08年度作成マップと変更が生じる場合は見直していく。
◆耕作放棄地の拡大は。将来的な計画は=15年度末で約314h(全耕作地の約21%)。17%を目標に担い手育成や農地利用促進の施策を実施。敷島総合公園北部の牛句亀沢地区および双葉大屋敷北部の龍地地区への担い手の流動化を推進する。