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日本工業経済新聞社(群馬)
2016/06/17

【群馬】県伊勢崎土木がフレックス工期の工事を10件

県伊勢崎土木事務所は本年度、フレックス工期(=W)を設定した工事の発注を計10件計画している。このうち、これから発注するのは6件でいずれも7月中に公告および指名通知を行う。工種は全て舗装工で、条件付き一般競争入札が3件、指名競争入札が3件という内訳となっている。
一般競争入札で発注する路線は◇国道462号(伊勢崎市東本町)◇県道香林羽黒線(伊勢崎市曲沢町)◇県道前橋館林線(伊勢崎市境上渕名)−の計3路線。
国道462号では、L100mの工事を行う。同線はW8mで、800uで路上再生路盤工を実施する。
県道香林羽黒線では、L160m(W8m)が対象。路上路盤再生工を1280uで行う。
県道前橋館林線では、L100m(W8m)で工事を行う。工法は切削オーバーレイで、800uが対象。
指名競争入札で発注するのは◇国道354号(伊勢崎市ひろせ町)◇県道伊勢崎深谷線(伊勢崎市茂呂町)◇県道境木島大間々線(伊勢崎市田部井町)−の3路線を見込む。
国道354号では、L300m(W12m)で工事を計画。切削オーバーレイで3500uを補修する。
県道伊勢崎深谷線では、L500mが対象。W10mの路線を掘削オーバーレイで5000u補修する。
境木島大間々線では、L150m(W7m)で工事を計画。路上路盤再生工を1050uで実施する。
なお、◇県道高崎伊勢崎線◇県道伊勢崎本庄線◇県道笠懸赤堀今井線◇県道前橋西久保線−の4路線でもフレックス工期を設定しており、いずれもすでに発注済みとなっている。
各土木事務所は、前年度にフレックス工期の試行を目的に舗装、道路改良、河川の3工種でそれぞれ1件ずつ、最大3件の発注を目標に設定。本年度は工種を限定せず、10件の工事発注を予定している。
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フレックス工期
契約予定日から工事開始期限日の間に「フレックス期間」を設け、受注者が工期を柔軟に設定できるようにするもの。